〜すべてを生かす自然循環型農業の実現に向けて〜
大仁農場は、1982(昭和57年)、地球にやさし環境保全型の農業として高い評価を得ている自然農法の実証展示と友に、検査研究、若手農業後継者の育成、そして、人々が健康で安心して住める中山間地域のモデル農村づくりを進めるため、静岡県大仁町浮橋に開設されました。
 
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然農法は、栽培過程において、化学肥料や農薬に一切依存しない農業です。大仁農場では、その栽培基準を定めた「MOA自然農法ガイドライン」をもとに、堆肥や緑肥の利用、輪作体系の導入、土壌診断の結果等から判断し、必要に応じて有機質資材の投入を図るなど、土が本来有している力(地力)を十分発揮させ、作物を育てています。 場では、適地適作、健全な土壌管理、共栄作物や忌避植物の栽培、天敵の利用、捕殺や誘蛾灯の設置など、病害虫が発生しない環境づくりに重点を置くとともに、雑草管理についても、輪作や前後作、中耕、敷き草の利用などの耕種的方法により雑草の発生を抑えています。また、以上の取り組みに合わせて、国が定める有機農業の基準に適合する新たな栽培技術の開発にも積極的に取り組んでいます。
産では、飼育環境を整え、ストレスをあたえないように放し飼いするなど、牛・鶏の健康に十分配慮し、自家製及び国内産飼料を与えるように努めています。さらに場内から出る食物残渣を加熱処理し、飼料の一部に有効利用しています。また、家畜の排泄物は、発酵分解等の適切な浄化処理を行い、完熟堆肥として、農耕地の地力維持のために使われています。 林は保全管理を定期的に行い、そこから発生する枯草や落葉などの有機物は、堆肥化し畑に還元、間伐材はシイタケの原木や炭材等に有効活用されています。


大仁農場の現在の生態系(植物、キノコ類、有機物循環系、昆虫類、鳥類の生態)を調査し、過去の調査結果と比較することにより、人間の営みが生態系に及ぼす影響を明らかにしようと試みています。
大仁農場における物資循環システムの試み


来場者が、散策やガーデニング、ネーチャーゲーム、音楽などを体験し、心身ともにリフレッシュする場を提供するとともに、農と関連の深い郷土芸能や美術工芸の継承に努めています。
 

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